感染症情報
7月の感染症情報
2025年07月01日現在の感染症情報
熱中症
感染症ではありませんが、6月末から真夏の暑さになっており要注意です。炎天下で大量に汗をかきすぎると、体の水分や塩分が失われ、体温調節がうまくできなくなるのが熱中症です。乳幼児は自分で自らの体調の変化を訴えられず、屋外で遊んでいると夢中になり、身体に異変が起きていても気づきません。したがって、異変がないか、周囲の大人が気にかける必要があります。子どもが元気がない、活気がなくなってきている場合、軽い熱中症の可能性があります。衣類を緩め、涼しいところに頭を低くした状態で寝かせます。太い血管のある「わきの下」や「首」などを氷で冷やしたり、冷たい濡れタオルで身体を拭きます。
塩分・糖分が含まれたイオン飲料を、こまめに少しずつ飲ませましょう。睡眠がとれているのにあくびをしていたり、汗を大量にかいていたりする時は、注意が必要です。だるさ、吐き気程度であれば、イオン飲料を与えてみて、飲めれば様子を見る、飲めなければ病院を受診。応答ないなど、少しでも意識状態がおかしければためらわずに救急車を呼びましょう。一刻を争う状態と考えてください。