2月の感染症情報
インフルエンザ
1月になってインフルエンザは減少傾向でしたが、始業式を境にB型インフルエンザが増加し、1月後半にはB型が主流となり流行中です。12月にA型に罹患したのに続き1月にB型に罹患する例が複数ありました。B型はA型に比べ消化器症状を呈することが多いと言われていますが、今のところそのような傾向はありません。受験生の方は外出時のマスク着用、帰宅時の手洗いうがいを励行してください。
マイコプラズマ感染症
マイコプラズマ感染症が徐々にですが増えています。主症状は発熱と咳です。インフルエンザは高熱で始まりますが、マイコプラズマでは微熱の持続や昼間は平熱だが夕方に高熱が出る経過が続き、次第に咳がひどくなります。約90%の人は風邪症状で自然治癒しますが、5~10%は肺炎に進行します。抗生剤が有効であり、迅速検査も可能です。インフルエンザの潜伏期間は1~4日ですが、マイコプラズマは2~3週間と長いのが特徴です。
感冒性胃腸炎
嘔吐で始まり、やや遅れて下痢が続きます。発熱も見られますが1日程度で落ち着きます。1日の下痢の回数が数回以上になれば脱水を来すことがあり、予防のためには経口補水液を少量ずつ与えることが重要です。最近の経口補水液は小児にも飲みやすいものが市販されています。保護者が吐物やおむつの処理をする場合、石鹸を用いて十分に手洗いをしてください。原因の多くはノロウイルスであり、アルコール消毒は無効です。